永峰先生の合奏

午前中、IPOJの事務局のお手伝い。招待状の発送事務作業。午後からは、永峰先生の合奏。合宿の時にお世話になって以来のご登場。

練習は曲順。チャイ4は前回の冨平先生の合奏の時に十分にできなかった楽章を優先させたので、2→3→4楽章とやって、最後の1楽章は通したのみ。今日はCbが4本いたけど、Vcが3本だったので、低音軍団としてはもったいない。イマイチ音程も気になった。永峰先生の練習は合宿の時と同様にポイントを押さえた効果的な練習。オケとしては、人数がまだフルに揃っていないが、その範囲で聞こえてくる和声の移り変わりに対応して自分の音がどのポジションにあって、その場合に音程をどういうふうに付けるかということをもっと意識して演奏すべき。特に管楽器。ルスランは、テンポの速さに惑わされて楽譜に書いてあることをきちんと表現できていない感じ。焦らずにゆっくりしたテンポで楽譜に書いてあることを忠実に表現することから始めて、できたらテンポアップをしていくように練習すべきだろう。

練習後は楽器倉庫整理のお手伝い。午前中から練習後までよく働いたので、その後の先生との飲み会でのビールが美味しかった。来週はいよいよ手塚先生のご登場。先生は比較的楽譜に忠実な音楽をされるが、先生が考えている音楽を思う存分表現していただくために上記のようなオケの基本的なところはおさえておきたいものだ。

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「無拍感」

午後からIPOJの合奏は、冨平先生の指揮で全曲。先生には昨年のエロイカの時に一度ご指導いただいた。あいかわらずよく通る素敵なお声で歌いながらのご指導は心地よい。

ルスランは、いきなり快速テンポ。早いながらも、1つ1つの音符の長さを書いてある通りに演奏することの大切さを再認識。また、このくらいのテンポになるとスタッカートは「短く」という意味ではなくて「はっきりと」というニュアンスのほうが音楽的だ。

チャイ4は時間の関係で第1楽章と第4楽章のみだったが、第1楽章で何拍子の曲なのだか分からないように演奏して欲しいというリクエスト。例えば、27小節目のModerato con animaのところからの旋律と伴奏音型が典型的な場所。この「無拍感」をかもしだすのって現時点のオケの練習段階としては結構難しい。どうしても拍にはめようとしてビートを感じて数えてしまっているので。それができるようになって柔軟性が出てくる余裕があれば、もう少し進められると思う。または逆に最初っからビート感なしでさらうというのもありだろうが、それはかなりのリスク。

途中、ラフマニノフの練習をしている間は降り番なのでスコッチを全楽章さらった。特に第1・3楽章の音程チェックを中心。調性が比較的楽なので音程が合わないところは結構バレバレになってしまうので、かなり気をつけて吹く必要がある曲。同時にダイナミクスをかなりドラマチックにやることを要求されそうな曲想なので、ブレスコントロールをきちんと心得ないといけない。速いくて音符の細かい第2楽章は、やはりリードコンディションがかなり影響しそうなので、いつもよりも予備のリードを多めに用意しておくことにしたい。

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荒川先生の木管分奏

午後からIPOJの木管分奏。ご指導は、新日本フィル、フルート副首席の荒川洋先生。

練習はラフマニノフのPコン#2とチャイ4。ラフマニノフはトップの代吹き。
今日の練習のキーワードは「属性」。同じ音が続くところでも和声の変化や曲想が変わるところでの「属性」の吹き分けということを意識するようにと言うご指導。かなり曲のアナリーゼをしてきていらっしゃらないとこうしたことは指摘できないので鋭い。例えば、ラフマニノフの第2楽章の[17]から始まるFlのソロ。9小節目の第4拍目のE#と次の小節の2分音符のE#は同音だが、ここで「属性」を意識して音色の変化や音量の変化を付けるなどの工夫があると音楽が生きてくる。その他、いわゆる「ラフマニノフらしさ」や「チャイコフスキーらしさ」をかもし出すための工夫はその場で求められている音楽とそこで使用されている音の「属性」を意識して音色・ダイナミクス・音量・音の長さ・息のスピード・息の太さなどに工夫を凝らすことが必要であることを痛感。ちゃんとできると非常に表現に幅ができ音楽の懐が広がる。

大変勉強になる練習であった。

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IPOJの合宿

昨日から一泊二日でIPOJの合宿@「いとうRYO」さん。千葉県の岩井海岸と言えば、学生時代にオケの合宿でよく行った場所だが、当時は交通の便が悪く(国道127号線しかなかった)、すっごく時間がかかった記憶しかないのだが、昨日は10時にJR品川駅で車に乗せていただき、首都高〜アクアライン〜館山自動車道〜富津館山道路経由で11時過ぎには道の駅「富楽里」に到着して買い物と昼食をゆったりとり余裕で宿に到着できた。

分奏・合奏のご指導は、永峰 大輔先生。前回の定演でお世話になった曽我先生のご紹介ということで、私自身はご一緒するのは初めてだったが、練習指揮という立場をわきまえた非常に効率の良い「演奏のツボ」をおさえた効果的な練習をしてくださったので大変好感が持てた。この後、もう1回合奏をみていただけることになっているので楽しみだ。

個人的には師匠の新作リードの調子が良かったので、チャイ4の第1楽章のような最低音部での細かい動きもキレが出てきた。永峰先生が一つヒントをくださったことは、チャイ4の第4楽章の84小節目から始まる16分音符の連続部分の練習方法。どうしても指に神経を取られがちだが、ブレスを深く取ってまずは3小節間だけその息を一定に出しながら吹ききるような練習の仕方を心がけると、スラーでつながった4つの16分音符ごとにバラバラにならずに音楽的にキャラクターも付けられるように応用が利くということ。これは収穫。今後の自主練習に取り入れることにする。

夜は宴会。幹事が非常に頑張ってくれて、ビールサーバーもあったし、○×クイズの余興もあったりで、非常に良いコミュニケーションが生まれたのではないかと思う。

まだ、演奏会は11月末だが、マエストロ手塚先生のご登場の前までにある程度、仕上げておきたいものだ。

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木管自主分奏

スピーカー

午後からIPOJの木管自主分奏。写真は、電子メトロノームのビート音を増幅して聞くためのスピーカー。これを『神様』と称し、ビート音を流しておいて合わせる練習をすることに。今日は、指導者の居ない練習だったから木管2列の真ん中(Fl/Ob/Cl/Fgのトップ4人の間)に置いて使用した。これを使う・使わないはともかく、指導者の居ない練習の時は前列と後列は向かい合ってもっとお互いの体の使い方や息遣いを知って合わせる機会を持ったほうが良いように思うけど、今日はとりあえずビートに乗って縦を合わせる練習主体だからよしとしよう。

そういう私、ボーカルを家に忘れてきちゃった。何か出掛けにゴタゴタしていて、いつものようにWisemanのケースに純正ケースから楽器を移し変える時のパターンが狂ってしまったのが原因。リードケースも持って出るのを忘れそうになったんだけど、それは気づいて入れたのだが、練習場に着いて楽器を組み立てているまでボーカルを忘れていたことに気が付かなかった(ボーカルは専用のケースに入れてから楽器ケースに入れるのだが)のは相当ヤバイな、これは。

「ルスランとリュドミラ」序曲は、最初から最後までテンポがほぼ一定だから、上記メトロノームを使った練習はビート感の統一にはいいけど、テンポに追いつくことばかりに気を取られていて音の長さや周りの楽器と縦を揃えることに気が回らなくなってしまうところは注意点。ラフマニノフのPコン#2は、トップの代吹きをしたけど、この曲は結構2nd バスーンが大事なところを吹いていますな。テンポ(縦ノリと横ノリ)の切り替えとか、寄せと引きとか、コンチェルトの伴奏に関する基本事項のコンセンサスをもう少し徹底しないといけない感じ。チャイ4は、トップが前回の譜読み合奏の時にFl以外は代吹きだったので、今日初めてトップ合わせということに。この曲の第1楽章は慣れが必要だから、この先もっと一緒に吹く時間を増やしたほうがいいと思う。個人的には1stは2回本番を吹いているものの、2ndは初めてなので、特に最低音部周りの音型が出てくるところがうまくできていない。自分がイメージしている音と実際に聞こえてくる音のギャップがあることと、息を入れてから実際に音が出るまでの時間差が気になる点。息のスピードよりも量でコントロールすることも練習せねば。

夏場にチャイ4はキツイ…!?

午後からIPOJの秋の定演に向けての譜読み合奏に。

プログラムは、「ルスランとリュドミラ」序曲、ラフマニノフのP協第2番、そしてチャイ4。今回は序曲とチャイ4の2ndで出演予定だが、今日はチャイ4のトップを代奏。チャイ4は前にも書いたけど大学1年の時とザ・シンフォニカの第2回定演で2度吹いている。なので、曲は良く知っているとは言うものの、全てのパートが定員に達していない「薄い」オケで、吹くとなると結構難しい。要するに聴こえてくるべき音が無かったりするわけで、無意識に頭の中に出来上がっている音楽が聴こえてこないからタイミングがうまくとれなかったり、合わせどころのポイントがズレちゃったり。まぁ、譜読み段階ということでこれはこれでしかたないのかもしれないけど、個人的には一番最初の練習の時からちゃんと吹けていないと気がすまないタイプなので反省点多し。それにしても、ここのところの猛暑でお疲れ気味のところ、チャイ4は体力的にキツイですわぁ…。

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IPOJ 本番終了

IPOJの本番終了。

昨晩からの雨が朝のうちは残っていたので、今日のお客様の入りに影響がでるかなと思っていたが、いざふたを開けてみると入場者数は1,397名で、歴代2位の記録だったそうだ。感謝。

ステリハ。まず、「天国と地獄」を客席で聴いて音響確認。新日フィル仕様の山台設定にしていただいたことで、木管2列目の音抜けの改善を確認。今回はオルガンにハープ2台、ピアノまで使うプログラムだったのでステマネさんは大忙し。更にアンコールでトラペット6人がオルガンのあるステージで立奏するという演出まであったので、さぞかし大変だったと思う。

本番。先ほど書いたような集客状況だったので、ステリハの時よりもホールの響きがやや控えめになった分、音のツブがよく聴こえる。このギャップに慣れるまでが勝負なんだけど、やっぱりサン=サーンの第1楽章の序奏が終わった後のキザミは「ザワザワ感」がぬぐえない感じ。それでも響きが耳に慣れてくるにつれて安定感が増していったというところかな。アンケートの感想にもあったように、オルガンが入ってくるところから「世界観が変わる」感じはステージで演奏してる我々も感じたところで鳥肌が立つような至極の瞬間。その後、2楽章に入ってからも細かいミスはあったものの、全体として勢いで押し切ったという感じ。アンコールに演奏した曲は、サン=サーンスの「糸杉と月桂樹」から「月桂樹」。トランペットのファンファーレ部隊をオルガンのあるステージに配置した演出が功を奏していたと思うし、オルガンの演奏も十分に堪能していただけたと思う。

曽我先生がレセプションでコメントされていたことは、ここで書いたことにも関係している。つまり、指揮者としては、もう少し色々なことをやりたいんだけど、それにオケが対応するには、オケ側、煎じ詰めるとメンバー個人個人がもっともっと音楽の引き出しをたくさん持っていないと対応できない。しかも持っているだけではダメで、そこから指揮者のリクエストに即応じられる能力も要求される。本番前に、もう後1回合奏しておければなぁ…という感じなのだが、それまでの練習でも、メンバーがこういう意識を持って練習に参加する(←そのためには当然、個人練習は済ませておいた上で)だけでも、違っていたかもしれない。2次会で先生が作曲家が何を考えながら個々の曲を書いたのかというところまで踏み込んで曲を理解しておくことが必要であるとおっしゃっていたのが印象的だった。曲のアナリーゼもそういう観点でやってみると新たな知見が得られることだろう。

次は11月。指揮は手塚先生なので、私はザ・シンフォニカと連続して同じ先生に振っていただくことになる。まだ曲は決まっていないが、タイプの違う先生がいらしたとしても、上記のような考え方は共通すると思う。

本番前日…リードのチェックなど

明日はIPOJの本番ということで12:30からG.P.開始。練習場所は、いつもと違って今日は森下文化センター。オルガン、ピアノ、ハープが全て揃うという設定で、プログラム順に要所確認。ここへ来て曽我先生の作りたい音楽の方向性がかなり具体的に指揮に出ていると思うのだが、それに対して敏感に対応できている人とそうでない人の差が色々な場面で支障をきたしている気がした。そういったリクエストに対する音楽の引き出しをどれだけたくさん持っているかという個人差が出ている感じ。

先日、購入した「ファゴット リード工房 えんとつ」さんのリード、ライトとミディアムを試してみた。これまでの師匠のリードと比べるとやや薄めなんだけど、私が普通に入れている息の量だと、どうやら太すぎてリードが振動しないようだ。だから少ない息の量では鳴るけど、楽器全体としての響きは師匠のリードには及ばない。まぁ、もう少し手を入れてみようと思うが。もう1つ、Yahoo! オークションに出ていた TAKEDA リードも1本買ったので、ついでに試してみた。こちらは師匠のリードに近くやや厚めだが、私が通常吹いている息の量に対応しているが、#400〜#800の耐水ペーパーで全体を擦ってみて、コントロールしやすい感じに持っていく必要がありそうだ。

G.P.終了後、ザ・シンフォニカの合奏へ。今日だけ川崎で練習だったので、森下から移動。今日の練習場所はシンフォニカとしては、初めて使う場所。指揮は、弦楽器のご指導をいただいている相葉先生。曲順だったのでツァラまではしばらく体を休めていた。CFgのエキストラをお願いするK氏が今日は初参加。やはりツァラはCFgが入って雰囲気が出ると言うものだ。川崎までわざわざ来たのに1回通して、残り10分ほどチョロっと返しただけだったので、これだったら曲を絞って合奏したほうが良かったかもしれない。でも、昼間のリハの後だったので、体力温存にはなったと思う。

帰りは雨脚がやや強まり気温も低かった。明日は朝のうちは雨が残り、午後は曇りという予報だが、集客に影響がでないとよいが…。

タグ : バスーン ファゴット 練習日記 リード

連休最後の日

今日は、午後からIPOJの自主練習。パート練習と他のパートとの合わせなど。もう、今度の日曜日が本番なんだけど、合奏は前日のG.P.のみなので、音程合わせとか細かいチェックができるのも今日限り。今回はサブとメインと2ndだけなので気分的にはかなり楽。休みが多い分回りの音が気になってしかたないのはしかたないか。

そう言えば、N響ファゴット首席奏者1名募集中ですな。岡崎耕治氏の後任かしら?

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代吹きの午後

IPOJの本番は5月11日なので、合奏は今日と本番前日のみとなってしまった。

午前中は、グノーの自主木管分奏。音程の危ないところ中心に合わせ。うーん、ほとんど自分は吹いていないぞ…。

午後は、サン=サーンスの合奏から。今日はトップのF氏が海外出張のため代吹きをすることに。『あぁ、ついにこの日が来てしまったのかぁ…』という感じだったんだが、Obパートも代吹きで名手O氏の登場となり、期せずして一日限りのトップコンビ復活。苦手の第1楽章の刻みもなんとかやりきった(2度目は力尽きました…ゴメンナサイ)。今日の練習にはオルガンが付いた(本番奏者による演奏)ので今まで音が無かったところが埋まって雰囲気がつかめたという感じだったのだが、設備の関係で音量がさほど大きくなかったので、本番会場のパイプオルガンではバランス調整が必要だろう。それはそれでステリハでの短期決戦ということだ。曽我先生の本日のご指摘は、これまでよりもやや厳しく、サン=サーンスは頭の良い人だから楽譜に書いてあるとおりに演奏できないとデザインされている音楽が聞こえてこないというご指摘。確かに、ここに来て音程が悪かったり音色が良く無い場所がかなり露見し、求められている音楽が出てこないことに先生もややフラストレーションがたまってしまったというところだろう。音量・音程・ビート感がきちんと整えばこの曲の良さがきちんと伝えられるはずだから、連休を利用して各自が確信を持って演奏できるように、もう一度譜面を見直し、先生が指摘されたところをきちんとできるようにしておくべきであろう。

夜はシンフォニカの管分奏が予定されていたが降り番の曲だったので、金管3名(1名は、本日練習トラの方)と飲みに。名手の話になり色々と勉強になった。終わって駅のホームに来たらVnパートの集団に遭遇。懇親会をしたそうだ。GW突入というところだが、明けた週末が本番ということで、残された時間をどう有意義に使うかという課題あり。
プロフィール

バスーン♪

ブロガー:バスーン♪
ザ・シンフォニカの首席バスーン奏者です。詳しいことは、自己紹介をご覧ください。

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