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バスーン♪

ブロガー:バスーン♪
アマチュア・オーケストラでバスーン(ファゴット)を吹いています。
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雑誌「民藝」6月号は、祖父である故坂本万七の写真特集

雑誌民藝2006年6月号写真家だった祖父、坂本万七のことはこれまで2回書いた(1回目2回目)。

雑誌「民藝」の6月号が、その祖父の写真特集となったらしく、伯父(母の兄)を通して先日手にとって読むことができた。表紙からして、その代表的な写真と言われている戦前の沖縄の写真の中から使われている。巻頭に柳宗悦氏のコメント(過去の「民藝」からの引用)がある(祖父の主な写真は柳宗悦氏が企画した日本民藝館に寄贈されている)。それを読んで、柳氏が祖父の写真の真の理解者であったことを今更ながら理解した。実にありがたいお言葉の数々。また、祖父が写真の撮影方法に対する質問に答えているページもあり、その細かい技術的な表現に子供の頃の祖父に対する印象とは違った「職人」としての祖父を感じた。そして、圧巻だったのは、やはり祖父の代表的な作品とされている戦前の沖縄の写真である。すべてモノクロームの写真ではあるが、非常に訴えてくるものがあり感動した。巻頭の柳氏の文章に「写真」とは「真」を「写」すものであるとあったが、まさに祖父の写真はそれそのものなのだ。

もし、興味がおありになれば是非読んで(観て)いただきたい一冊なので、この場でご紹介させていただいた(Google イメージでの検索)。

マラ#7の合奏

クラシックスペース★100にて、飯守先生の合奏。マラ#7の第1楽章と第5楽章のみ。

今日、うちのパートは本番メンバーが揃った(エキストラのK様、ありがとうございます)ので、お互いのアンサンブル確認になったと思う。マラ#7は、3rdが1st/2ndとは別行動をとる部分(今日は練習のなかった第2楽章とか)が結構出てくるのでなかなか面白い。K様はお手製の「延長管」をご持参されLow-A対策万全でありました。

第1楽章の曲想の変化への対応に関しては齋藤先生の管分奏の時に書いたが、それを実践していくことの難しさを感じた。つまり、個人技というようりはその集大成でオケ全体から出てくる音色にうまくそれが表れるには時間がかかるということだ。飯守先生の指摘としては、付点音符の後の32分音符の弾き方・吹き方…ややつめたくらいの感じだが全体としてブレーキがかかるわけでもなく微妙なところ。感覚的なものが合わないといけない。音程に対する注意も厳しくなってきた。尚、この楽章のテナー・チューバのソロ奏者として庄司恵子さんがお越しになった。

第5楽章に関しては、調性が第1楽章と比較すれば易しいので、こちらに関してはもう少し余裕を持って演奏できるが、テンポの微妙な変化(変わり目)にキビキビとオケ全体が対応できるまでに至っていない感じなので飯守先生もややご不満の様子。うーん、確かに気持ちは分かるが、まだ各自が完全に音が取れてないところがあったり、音程が不安定になっているなかでアンサンブルにまで気をまわすだけの余裕がないというのが本音だろう。

第1楽章と第5楽章だけの練習だったが、かなり体力を消耗した。これにあと3つの楽章があって、さらに前プロも気の抜けない曲なので、相当な覚悟で演奏会にのぞまないといけない。

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ソリスト決定!

日本IBM管弦楽団の次回定期演奏会の指揮者・ソリスト・曲目は以下のように決定しました。

日時: 2006年11月26日(日) 午後2時開演予定
会場: すみだトリフォニーホール 大ホール
指揮: 手塚幸紀
曲目:
ウェーバー: 歌劇「オベロン」序曲
チャイコフスキー: ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 作品35
バイオリン独奏: 漆原 朝子
ブラームス: 交響曲第2番 ニ長調 作品73


小生は、メインのブラ2のトップと「オベロン」の2ndで出演予定です。サブのチャイコのVn協、漆原先生の演奏、楽しみですねぇ。偶然でしょうが、全曲ニ長調ですね。これはオケにとっては良いことかもしれません。全曲調性が異なり転調の多い曲でプログラムを組むと音程が悪くなるケースが多々ありますから。そういうところに特にプロオケとアマオケの差が出るように思います。よくあるアマオケのパターンとして、一曲の中でものすんごく良い響きでプロかと思うような所があるかと思えば、ものすんごく音程が悪くて貧弱な感じになってしまうところがあったりすることがあります。この辺りが課題となるわけですが、今回の場合、全曲調性が同じであれば、あらかじめこうした弱点がある程度排除されているわけで、後はD-durをベースとして属調、下属調、平行調、同名(同主)調の音感がきちんと養ってあれば良いわけですよね。個人的にはA-durよりはD-durのほうが好きかな。

管楽器のエンドピンとか譜面台とか

ザ・シンフォニカのCfgのエキストラによく来てくださるK氏が以前Cfgのエンドピン各種を取り寄せて拭き比べていると言うのを見せていただいたことがあったが、どうやらこの会社のようで、ココで公開してました。元々VcやCbのエンドピンを製作していたようです。こういった精密金属加工技術というのは日本が誇る熟練工のなせる業ですね。匠のおりなす作品は見事と言えましょう。ちなみに譜面台の製作もやっていて、こんなのこんなのがあります。管楽器にファゴットもあるのが嬉しいですね。

「ほぼ日ハラマキ」が…

あっという間の売り切れですた。販売開始時刻の約1時間後にお目当ての「ブタフィーヌさんのストライプ」が売り切れていました。チックショー! (小梅太夫風)これが一番欲しかったのにー! まぁ第2フライトは受注生産だそうですから、次にしましょ。とりあえず、後2つ別のデザインのを買っておきました。今年の夏は、Tシャツの下にハラマキ! これが冷えから体を守る秘訣でございます。管楽器は腹が冷えると演奏辛いですからねぇ。小生、自慢ではありませんが、子供の頃から寝る時にはハラマキをしております。「ほぼ日ハラマキ」は発売開始時から購入しており、大変気に入っております。だから今回の「逃し」は非常に悔しー!

昨日の復習とかDVD鑑賞とか

昨日の管分奏の復習を90分ほど。

バッハ=シェーンベルクは、ブレスのタイミング(これはこの曲に限ったことではないが)について。齋藤先生が「使えるテクニック」としてこれまでも教えてくださっていることの1つで、自分が息を吸い始める拍より16分音符早く吸い始めると出が遅れないというコツ。特にテンボが早い時やビートが細かくきざまれているこのような曲の場合に非常に有効。この応用として16分休符が頭に来てその後に16分音符が3つ + 4分音符(2分音符)が連続するような音型の場合(さらにスラーがかかっていたりするともっといやらしい)にどうしても出が遅れやすくなるが、その場合は先にその休符分の16分音符を先に食ってしまって、休符の後の16分音符ではなくて拍の頭の16分音符のように吹くと絶対に遅れないとか(文章にすると難しくてわかりにくいけど、実際にやってみると良く分かる)。齋藤先生は、昨日のような曲想に合わせた音色をどのように作るかについて具体的な方法を教えてくださると共にこのようないわゆるテクニック的なことも合わせて教えてくださるので非常に実践的で助かる。感謝。

マーラーは第5楽章で特にまだ指が回っていないところを中心にゆっくりとさらった。第3楽章も速いところでフィンガリングが不完全な部分があるので、そこも同様に。本番用のリードをそろそろ検討しないといけないのだが、今日は雨なのでリードをいじるのはよした。基本的に師匠の最新作リードでいこうと思っている。

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森下にて管分奏

齋藤先生による管分奏@森下文化センター。マラ#7の第1&5楽章とバッハ=シェーンベルクをこの順序で。

練習に出かける前に、2時間ほど自宅で練習。バッハ=シェーンベルクを重点的に。特に前回の合奏で問題になったところを中心にゆっくりからさらう。前奏曲のソロの部分、ほとんど暗譜してしまっていて、楽譜を見なでも吹けるが、楽譜を見ると吹けなくなることが多い。どうやら脳の働きとして視覚がフィンガリングを妨げるのかもしれない。楽譜を見ていないと神経はフィンガリングと息使いに集中しているようだ。自分の体なのに何だか不思議な感覚。

管分奏は、まずマラ#7から。とにかく第1楽章って転調が多く、トリルが多く、たった1小節の間に曲想が変わるので、音程、フィンガリング、注意力、感性といったものをフル動員して対処しなければならない。ある意味で個人練習でスキルが上がったとしてもオケとしての表現力を充実させるには今のレベルから「殻」を破らないといけないのかもしれない。そういう状況での先生の本日の指導は、曲想を音で表現するためのノウハウの伝授。例えば、第1楽章の冒頭、最初の2小節間は、16分休符が入っているが、第3小節目は付点8分音符になっているから休符がない。その差をどうつけるか。更に、音色としては心臓の鼓動が静かに打っている感じ、もっともっと音に緊張感がでないといけない。この場合は、息の太さを細めにして音の輪郭はppでもはっきり出るように演奏しないといけない。というようなことを細かくやっていたら第1楽章だけで90分近くも時間がかかってしまった。まだまだやることは多いのだが「殻」を抜け出るためにはこのレベルの練習をこなさないといけない。その前提として音程が合うこと。最近、先生の練習では必ず1つの音を全員で吹いてその倍音が聞こえてくるまで合わせる方法を取り入れている。今日はまずA。Bcl、Bn、Trb、TubのグループからAを出し始めて音が合ったらば、次はCl、Trp、次はHr、Ob、最後はFlとオクターブで同じ音を出す。音が完全に合うと、第3音、第5音が聞こえ、場合によっては第7音まで聞こえてくる。場合によってというのは、音を出している部屋の性質によって出たり出なかったりするようだ。今日は第3音も第5音も聞こえたがやや聞こえづらくなることもあり、それは完全にあっていない証拠。この方法をやった後に、一つ一つの音を出す時に最新の注意をすることによってどんどん音程がよくなっていく。

続くバッハ=シェーンベルクの練習は、まずEsの音合わせ練習から。これをやった後は、冒頭の和音が実に美しくはもった。この前奏曲では音がぶつかってから和音が解決していくところが何箇所もあるが、その部分の音程には最新の注意を払う必要があり、更に8分音符や16分音符の1つ1つも最新の注意を払って吹くようにという指摘。また、音色的に柔らかい音色が求められている部分とそうでない部分をもっと意識する必要があるという指摘。前奏曲のソロ部分はまだテンポに乗れていない。まだまだ課題は多い。

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剱持氏を囲む会: ヤマハのバスーン開発秘話

BigKYAMAHAのバスーンの開発者として有名な剱持氏を囲む会(写真)が都内某所にて行われ、光栄にも厳選メンバーとしてご招待を受けたので出席してきました。氏はすでにYAMAHAを早期退職され、焼津にてアトリエをお構えになり日本国内や海外からの修理・改造の依頼を受けていらっしゃいます。その様子は、氏のブログでも報告されています。

この会のメンバーの方々はYAMAHA バスーンのオーナーであったり、氏に修理などでお世話になったことがある方々なので、色々な話題に花が咲きました。小生は氏にお会いするのは初めてでしたので、皆さんのお話を聞いて色々と参考になることを得ました。そして宴半ばからは、貸切を良いことに楽器を吹き始め、色々講評をする時間となりました。氏のお話の中で2つポイントがありました。1つ目はボーカルの話で、材質と内径の夫婦関係の話。2つ目は、氏が今後の活動において、それぞれの奏者と"One on One"でおつきあいをしていきたいというお話。つまり、「2006年のバスーン♪氏はこうあるべき」みたいな目標設定を個々に行って、それに向かってパーソナリゼーションをしていただけるというお話です。実にありがたいお話で、氏に対する信望が非常に厚くなりました。近々、小生の楽器を是非一度見ていただきたいと思いました。特にピッチ修正のために使用しているワッシャーが現在本当に必要なのかどうかという点です。最近これを使わなくてもピッチが441-2Hzで安定していると思うのですが、音域によって差が生じるのであれば調整が必要だろうと思うのです。

ローラン・ルフェーヴル氏によるモーツァルトのファゴット協奏曲の演奏について

今晩の「芸術劇場」、先の「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン 2006」より、ローラン・ルフェーヴル氏がモーツァルトのファゴット協奏曲を演奏(指揮:下野竜也、演奏: ブルターニュ管弦楽団)した模様を放送した。当日のレポートはこちら。このソリストであるローラン・ルフェーヴル氏はフレンチ・バソン奏者だったのだが、昨年からドイツ式ファゴットに転向したそうだ。知らなかった! 逆のパターンは知人にもいるが、フレンチからドイツ式に転向というのは珍しいのではないだろうか。

氏の演奏は実に体の使い方がうまく、細かいところでアレンジが入っており、テンポの揺らし方やカデンツァもユニークで、この古典的名曲の新境地を切り開いた感があった。個人的にはバソンを吹いていた人がドイツ式ファゴットに求める音色はいかなるものかに興味があったが、第1楽章の冒頭の音色を聴いて「うーん、ちょっとリード薄め?」っていう印象。時間が経つにつれ、しっとり感が増してきた感じ。どことなくバソン風の吹き方っていうか楽器の鳴らし方をしているところがあるように思えた。それにしてもバソンからドイツ式にして運指も違うだろうし、良く吹けるなぁと感心。左手の使い方としては、第2楽章で同音の連続部分でスピーカー・キーを多用していたのが気づいた点。

他のプログラムでは、ザ・シンフォニカ次回定演を指揮してくださる飯守泰次郎先生が「フィガロの結婚」序曲と「ジュピター」を指揮した(演奏: ポワトゥ・シャラント管弦楽団)様子も放送された。先生はワーグナーの演奏に関しては非常に評価が高く、現在、シンフォニカではマラ#7等をご指導いただいているが、モーツァルトのような古典をどう料理されるのかは興味があった。基本的なスタンスは同じと見た。つまり楽譜に忠実。作曲家が楽譜に残した物から我々が何をつかみとってどれをどう表現するかにつきる。曲が新しかろうが古かろうが、ベースとなるポリシーは同じということだ。
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