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ブロガー:バスーン♪
アマチュア・オーケストラでバスーン(ファゴット)を吹いています。
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師匠の教え: シェヘラザードのカデンツァ

本番が終わったので、備忘録的に書いておく。

シェヘラザードの第2楽章中間部のカデンツァは、バスーンのソロとして有名な箇所。
今回、これを演奏するにあたり、師匠から練習方法のアドバイスをいただいた(っていうか、特に2回目のところがうまく吹けないので、ヘルプを依頼したというのが事実 ^^;)。

シェヘラザード第2楽章カデンツァ

師匠から送られてきた楽譜に目からうろこが落ちた。まず楽譜が書き換えてある。これは師匠ご自身が練習をする時のパターンだそうだ。元譜はヘ音記号で書いてあるが、これをハ音記号で書き換えてある。こうすることで五線より上に出る音符の旗が減るので、心理的な圧迫感がなくなる。そして、元譜では、最初のD-E-Fの2分音符のFのフェルマータの次の16分音符のFまでタイがかかっているが、この16分音符のFを消して、次のEから16分音符を6個ずつグルーピングしてある。そうすると16 分音符1個分足りなくなるので、小節の最後のグループは、5連符としてある。このようにグルーピングすると、1回目は、A-A-A-A'、2回目は、A-B-B-B-B-B'、3回目は、A-C-A-C-A-B-Bというパターンになる(「'」は、5連符のグループ)。3回目のCパターンは、E-Dが3回続くので、ここはEに替え指(左手人差し指と左手小指E♭にし、Dは、左手小指E♭を押さえたままにする)を使うようにという師匠からのアドバイス。私の楽器の場合は、リードによっては、このEの鳴りと音色が悪い場合があったのでベストな状態になるようにボーカルとの組み合わせも検討した(結局、ボーカルは、YAMAHAのスーパーボーカルのVN-1を使用)。以上のようにパターン化して練習することで元譜のまま吹くよりも運指がスムーズに感じたし、暗譜しやすかった。更にaccel.rit.のバランスなどを考慮し、ダイナミクスに注意しながらさらった。キンボー先生は、この部分にスピードは求めておられなかったので、1つ1つの音がきちんと並ぶように気をつけた。時間はかかった(この譜面をいただいてから約1ヵ月半)が本番までには何とか安定感のある演奏ができるようになった。師匠には本当に感謝している。師匠は、こうしたさらい方を数学的に分析してご自身の経験も踏まえて伝授してくださるのでありがたい。これまでにも何度か助けていただいたが、今回は特にその効果が出たと思う。

今後、演奏される方に参考になれば幸いだ。

タグ: バスーン ファゴット

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