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バスーン♪

ブロガー:バスーン♪
アマチュア・オーケストラでバスーン(ファゴット)を吹いています。
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三石先生の初合奏

今年最初の練習日。ムーブ町屋で、三石先生による合奏。

10日の日記にも書いたが、今日は、メンバーのA女史が都合により練習に来れないため、小生は、「さまよえるオランダ人」の2ndの代吹きも担当。要するに、体力配分に気を使う練習となった。とにかく、どのような練習になるのか先が見えないので、「グレート」が終わるまでは体力温存を心がけたしだい。

その練習内容は、以下のようであった。

【さまよえるオランダ人】
まず、一通り通す。ポイントとしては、波のうねりのような感じを出すための強弱の付けかた。「寄せ」と「引き」の役割分担を各パートが理解する必要あり。テンポのギア・チェンジにもっと敏感に反応する必要あり。

【影のない女】
先生の指示により、前日までにパート譜に小節番号をふることを要求されてあった。また、副指揮者の内藤先生のご苦労により、スコアの正誤表が作成され、それもパート譜に対応させる作業が行われてあった。しかし、わがパート(3rd)は、休符が多いのだ。従って、長い休みの間の部分から音が出だすと、ちょっと戸惑う。三石先生がおっしゃるには、「リヒャルトのオーケストレーションは、複雑だけど、要は、旋律がちゃんと聞こえればいい。だから、自分が今、いる音といらない音のどっちを演奏しているのかを理解して、出る時は出て、引く時は引けばよい」ということだそうだ。確かに、そう考えると、これまでシンフォニカで演奏してきたリヒャルトのレパートリーにしても、そうすればかなりメリハリのきいた演奏が出来たんではないかと思った。先生の指揮を通して、先生がどの部分でどのようなことがしたいのかが、大体わかった。後は、オケがまだついていっていないので、もうちょっと慣れが必要だろうが、あまり時間がない。

【グレート】
練習を始める前に先生がおっしゃったことは、「この曲は、シューベルトがベートーヴェンを目指して書いた曲だが、自分の趣味としては、シューベルトらしさと大事にしたい。ベーレンライター版の楽譜だと、記号のディミニュエンドがアクセントになっているが、これをまともにそのままのアクセントとして演奏するのでは、ベートーヴェンぽくなってしまうので、自分の志向ではない。音が自然と減衰するイメージにして欲しい。音量についても楽譜にffとあったからといって、単に音量だけを前に出したような演奏にはしない。」ということであった。

[第1楽章]:付点のリズムが出てきたときに曲の流れが滞る傾向がある。369小節目からのsempre pianoは、406小節目にクレッシェンドがくるまで続いているので、もっと気をつけること。

[第2楽章]:木管の旋律、2拍目の付点音符を同じように吹いてしまうと、曲の流れができない。装飾音符のついていない後半の付点16分音符と32分音符は、軽めに。

[第3楽章]:どのような繰り返しをするのかで、最終楽章に向けての体力調整が変わると思っていたところで、先生がどのようにいたしましょうか?とおっしゃったので、アリ・ナシ、Trioもアリ・ナシとなった。これは、私が聴いているヴァントのベルリン・フィルのライブと同じだ。冒頭で先生がおっしゃったアクセントの取り扱いについては、この楽章のTrioでかなりはっきりした。Trioの21、29、85、93、125、133、149、153小節目にある>は、その先4小節にかけてのディミニュエンドだと思って吹くこと。アクセントにして、音をつっぱったままのような演奏にはしない。

[第4楽章]: フレーズをもっと長く取る必要あり。第2主題などは、8小節単位で曲の流れを作ること。そうしないと、これだけ長い曲を同じようなビートをきざんだ一本調子で演奏することになり、かなり精神的に苦痛になってくる。もう少し、余裕ができてくれば、強弱に気を配ることができるだろう。

本番まで、後1ヶ月を切った。いつもながら、思うことだが、ザ・シンフォニカは、この本番前の1ヶ月間の仕上がりが、本番を左右する。各自が確信をもって演奏すること、そして、それをベースとした柔軟性のある演奏ができれば、きっとうまくいくはずだ。

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