FC2ブログ
プロフィール

バスーン♪

ブロガー:バスーン♪
アマチュア・オーケストラでバスーン(ファゴット)を吹いています。
詳しいことは、自己紹介をご覧ください。

アクセス・カウンター
1996年05月12日以来のアクセス数
最近の記事+コメント
最近のトラックバック
カテゴリ
年・月別アーカイブ

音の形と音程そしてフレージング

今から6年前に、シンフォニカの木管パートで合宿を行ったことがある。その時の記録があって、たまたま今日それを読み直してみたのだが、忘れかけていた大事なことが沢山書いてあったので、もう一度ここでご披露したい。

「音の正面図」

音をピラミッドの形で考える
音をイメージする時に、ピラミッド形の底辺に基音があり、そこでピッチを捉えるようにすることで良い結果が生まれる。ピラミッドの底辺の位置の開き、すなわちピッチの差がインターバル(音程)となる。

基音と倍音の関係が音色を決める
基音の周波数(=ピッチ)に倍音を載せて「色」を作る。そのピラミッドの形によって、鋭い音色や角の取れた音色が生まれる。また、無理に倍音を増やした場合には、聴感上のピッチの位置がピラミッドの底辺より上に位置してしまう。これは日本人がよく使う「丸い音」のイメージ。音のセンターでピッチを捉えようとするとこうなりがち。ここで3人のオーボエ奏者によるモーツアルトのカルテットの聴き比べをしてみた。

インターバル・トレーニング
「弦楽器のイントネーション」という書物にある「平均率に対する線的イントネーション(ピュタゴラス音程)と和音的イントネーション(純正律)の比率」という項を参照し、完全4度と完全5度の場合には、平均律とピュタゴラスとの差は、たったの2セントしかないことを認識。練習の際には、まず完全4度と完全5度できちんとインターバルが取れるようなトレーニングをすることを確認。

次に「音の側面図」と題して、パイパーズ誌にかつて掲載されたフルート奏者の清水信貴氏の記事を参照しながら実践した。
「音の側面図」

音の基本形
A:アタックした後に最大レベルに達するスピード
D (ディケイ):最大レベルからサステインまで落ちるスピード
S (サステイン):音の持続レベル
R (リリース):音の消滅スピード

サステインとリリースの形がフレージングに直結

最大音量が拍節感(ビート感)に直結

ベル・アタック
ベル・アタックとは、鐘のように強いアタックの後、すぐに音量が減ずる「カーン」というような音。例としてシカゴ響のハーゼスが今から41年ほど前に吹いた「展覧会の絵」の冒頭を聴いた。これは名演であり、ベル・アタックの真髄、またそうでない場合との吹き分けを確認できた。大変参考になる演奏である。


(実際に練習に使用した曲は(順不同)、R.シュトラウス:「家庭交響曲」、ワーグナー:「ローエングリン」、シュスタコービッチ:「交響曲第11番」、チャイコフスキー:「ロメオ」、ベートーヴェン:「交響曲第9番」、メンデルスゾーン:「真夏の夜の夢」序曲、モーツアルト:Konzert (KV 456)、etc.)。

コメント

非公開コメント

ブログ内検索
関連リンク
Twitter
>