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「ウィーンの響き」と"BASSOONABLE Studio Live 2005"

昨日は、まず東京ウィンナホルン協会第4回演奏会を聴きに、三鷹市芸術文化センター 風のホールへ足を運んだ。ここでこの団体の演奏を聴くのは、2度目。前回は抽選に外れたため、川口リリア 音楽ホールであったが、ホールとしては、この風のホールのほうが格段に上だ。細かい感想については、後述するが、今回は後半にワーグナーのアレンジ物を持ってきたプログラムが秀逸で、そのサウンドとワーグナーの描こうとした世界観を堪能した。終演後、「合奏集団不協和音」の指揮者S1氏、Va & ライブラリアンのS2氏、バソンのT氏に久々にお会いし、そのまま駅まで歩きながら雑談。スタバで1時間ほど雑談。短い間に密度の濃い会話…この感覚、久々に蘇った。その後、"BASSOONABLE Studio Live 2005"を聴きに行くために移動。新宿でS1氏と別れ、S2氏・T氏と立ち食い蕎麦で腹ごしらえをしてから、原宿のアコスタジオへ。ここは、かつてザ・シンフォニカの木管首席奏者で結成した"Dancing Winds"でコンサートをしたところだ。1992年3月15日というから、もう10年以上も前。その時は、リムスキー=コルサコフの木管五重奏曲とプーランクの六重奏曲を演奏している。こじんまりとしているが、木をふんだんに使用した暖かい響きのするスタジオだ。スタジオにはいると、一昨日の学会メンツが既に到着していた。彼らは、昼間船橋方面で野外ライブをやってきたのであった。楽譜が風で飛んだりして、大変だったらしい。さて、こちらはLiveということで、飲み物・食べ物の持込可なので、早速最前列のマンフレ様ご一行は、缶ビールにウイスキーを片手に演奏を満喫というパターン。演奏に関して詳しくは後述するが、いやぁ、噂には聞いていたが、アレンジ物もこれだけ集めるとなかなか素晴らしい。Liveの後は、有志で打ち上げ会場へ。演奏以外の色々な話題にも花が咲いた。一昨日にも話が出たが、どうもそろそろみんなで楽器を持ち寄って音出しをする機会を持つことになりそうだ。それはそれで、楽しいことになりそうだ。BASSOONABLEに対抗して、いくつかのユニットの結成もあるかもしれない…。
東京ウィンナホルン協会の演奏会に足を運んだのは、今回で3回目。第2回演奏会と本場ウィーンでの公演以外はかかさず聴いている。今回、特にその成長を感じたのは、音の輪郭がかなり効果的に演出できていたこと。楽器の特性だろうと思うのだが、ウィンナホルンという楽器、低音域から高音域に渡り、音域によっては音色がかなり変化するように聴こえる。下から上まで一定の音色で演奏することは、かなり至難の業なのだろう。が、それをあえて逆にとれば、低音域は低音域の、高音域は高音域の楽器特有の「色」を出せるところが素晴らしいと思っている。そこで、問題となるのが「中音域」。10本の楽器でアンサンブルをしている関係上、中音域を担当する楽器の音色や音量がアンサンブルを効果的に聴かせるかどうかのキーとなっているといつも感じていた。今回は、そこがかなり充実していたと思う。欲を言えば(というか、小生の個人的な趣味かもしれないが)、バランス的に中音域がもう少し前に出ても良かったかもしれない。全体を通して、音量のバランスという点で気になった。それから、トゥッティで出る部分、どうしてもリードを取る楽器が一瞬先に出てしまうケースが2-3回あった。同時に出るに越したことはないが、もし先に出るとすれば、オケと同じで、低中音が先のほうが聴いているほうは安心感がある。演奏曲目的には、後半の最初に演奏したペリーニの「祝祭ファンファーレ」がとても良かった。これはアメリカのホルン奏者による作品なので、音の響きがいわゆるウィーン物と異なり斬新だった。前半を一通り聴いた後で、このサウンドが出た瞬間に「おぉ、こういう響きも出せるんだ」と感動した。続く、3つのワーグナーのアレンジ物は、今回の演奏会の一番の目玉。解説のフォルカー氏もおっしゃっていたように「カッコイイ」旋律と響きが随所に出てくる。目をつぶって聴いているとオペラの場面が目に浮かんでくるような気分。個人的には、もう少しダイナミックスの幅があると良かった。特に上のパートがソロを取るところで、中低音パートは、もう少し「引いた」感じの演奏(音量のみならず、音色的にも)が出来ると良かったかも。まぁ、後半となって、バテてきてると思うけど。フォルカー氏が「七難隠す」と表現したホールに助けられたところもあっただろうが、なかなかどうして、この難しい楽器を10本のアンサンブルであれだけの完成度に仕上げるのは大変なことだ。今回成長の見られた点は、今後も引き続き磨いて欲しいし、逆に課題点については、要検討だろう。今年は、ウィーンフィル首席のストランスキー氏が草津夏期国際音楽アカデミーに来られなかったため、氏の指導を直接受けることがなかったと聞く。思うに、プロの視点でのアンサンブル指導が行き届かなかったのではないだろうか。ザ・シンフォニカの練習のように、録音したデータをネットにその日のうちにアップしてダウンロードできる環境を整え、氏に聴いていただき感想をメールしてもらうようなことも現実的にできる時代となったので、そう言った事も考えてもよいのではないだろうか。

さて、一方、"BASSOONABLEStudio Live 2005"(写真)。アットホームな感じで、MCまで居るぞ。さきほどの東京ウィンナホルン協会の来客の年齢層は、かなり高めだったと思うが、こちらは一気に20歳くらい若返った感がある。凝ったプログラムは、メンバーのつーふー氏によれば、一部170円もかけたという話。カラーで写真も豊富だし、何よりメンバーの意気込みと気持ちが伝わってくるところがイイ。♀1×♂3という編成だと"The Bassoon Brothers"を思い出す。ヘッケルが3人、Foxが1人。音色的には、同じヘッケルでもかなり異なってた。ソロ取るなら、こっしー氏程度のビブラートは必須でしょう。あと、ビブラートも速度を可変にして表現に幅を持たせなければ。あと、ちょっとオーバーフロー気味かな>いんちょー様。全体のサウンド的には、ダイナミックスの幅が狭いので、指技を披露するには、確かに見せ場(?)はあるんだけど、音楽的にはちょっとC調になっちゃう感じ。伴奏に回ったパートの「引き」がもっと必要だし、4本で吹いているときにも、もっとダイナミックス・レンジが広がると、ものすんごく、「ウマイ!」って感じに聴こえるはず。もったいないっす。本当は、もっとできるのでは? あとマンフレ様もご指摘のチューニング。やっぱ、曲によっては(特にスローな曲ね)、始まってから10秒位しないと音程が安定しないのはなんだかなぁ…確かに細かいチューニングを神経質にする必要はないと思うけど。チューニングというよりは、4人で和音吹いた時に、自分の取っている音が第何音で、それに応じてHigh/Lowの微妙な調整と音量のバランスを取るというトレーニングが必要かも。これは、うちのオケの管分奏で齋藤先生がいつもおっしゃってきていることなので、かなり気にして演奏するのだけども、曲が曲だから、なかなかそこまで気が回らないということもあるだろう。色々細かいこと言って申し訳ありません。打ち上げで、つーふー氏に、マンフレ様、政じい様、漁労長様あたりとユニット組んで、アダルト・コンテンポラリー系でやってくださいよって言われたほうとしては、どうしたものか…。なにはともあれ、こうして1つの楽器を通して仲間が増えていくことは、本当に素晴らしいことだし、色々なことを語り合えるという機会が何よりも嬉しい。その中で、こうして精力的に活動を続けているBASSOONABLEの皆様には、心から敬意を表します。既に、次のライブは、来年1月8日に新宿ミノトール2で決定。おお、この日は、シンフォニカの合宿から帰ってくる日なので、そのまま直行か…。

このライブに触発されて午後から音出し

コメント

ライブにご来場いただきありがとうございました。
また、いろいろご指摘いただきありがとうございます。今後の参考になります。
やっぱり、問題は体力ですかねぇ。休みが全く無いのでオケの本番より大変です。
BASSOONABLEのほうは各自のキャラのせいもあって色物系になりがちなんですが、ぜひ、渋いクールな新団体を結成してくださーーい。
追伸ですが、TBでエラー(timeout)になってしまい、2回TB送ってしまいました。
おそらくAIRnetのサーバ負荷が高いためだと思います。MT上でエラーになると、次回の保存時に再度TB送られてしまいます。

つーふー様、わざわざコメントをありがとうございました。
おっしゃるとおり、体力に関してはかなり心配になります。プログラムとして、ゲストを呼んで1-2曲やっていただき、その間に休むという手もありかと思いますが、それにはそれなりの企画が必要なので、なかなか思うように勧められないですよね。
TBの件、了解です。確かに2つ同じのが飛んできたりしているので、何かトラブルあったのかなと思っていたのですが、ISP側のTimeoutっていうことだと、どうしようもないですねぇ。何かの機会に知らせておきます。
またお会いできる時を楽しみにしております。ありがとうございました。

先週はお疲れ様でした。
何とも濃い内容・メンバーで大変楽しかったです。
次回は幕張?!?

前々回の学会以来ですね。ご無沙汰してました。
ライブご来場ありがとうございます。
ご指摘ありがとうございます。こういう指摘ってとっても
有り難いです。
オーバーフロー
そうなんです。
10数年前サントリーホールでマーラーの1番をやったとき。
指揮が藤岡幸夫だったんですが。
「ファゴットのそのプシューってのが俺大好きなんだよ!」
って藤岡さんに言われ以来辞められないんですよおおお。
かっしーが1stの時は極力やらないように努力はしたんですが
やってますねーーーー。
是非新ユニット結成してください。
期待してます。

小哲漁労長様:
いやはや、ものすんごく充実した二日間を過ごさせていただきました。ありがとうございました。次もよろしくお願いいたします。
いんちょー様:
コメントありがとうございました。なるほどそうでしたか、確かに、あたくしもマーラーの「復活」をサントリーホールでやった時に、第1楽章の頭のほうでBn3本で低音で音階の下りを吹くところで皆して「プシューッ」ってやった快感は忘れられないものがあります。アンサンブルの醍醐味を満喫されているお姿を拝見して、ちと羨ましく思ったしだいであります。新ユニットに関しては、今コメントできる状態ではありませんが、今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。

バスーン♪様、いんちょー殿
とっても充実した週末を送ることが出来て最高でした!
今週末も充実した演奏会にしたいっす!
K嬢、P嬢を従えて、1stを吹くのは緊張するな~
いんちょーもブラ1CFg、頑張ってちょ
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BASSOONABLE Studio Live 2005ご来場ありがとうございました

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StudioLiveご来場ありがとうございました。

Bassoonable Studio Live 2005 in Harajuku終了しました。多数のかたにご来場いただきまして、本当にありがとうございました。

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