YAMAHA スーパーボーカル 第2弾

昨年、YAMAHA スーパーボーカルのVタイプを購入しましたが、今回は"E"タイプの2番を購入。このタイプの特長は、
ということで、チャイコの「悲愴」の第1楽章の冒頭のソロなどに使うと良いようなことが以前の紹介文にはあったと思いますが、今は無くなってますね。要するに低音ピアニッシモ系に強いタイプと言われていますが、世の中でこのボーカルに関する実際の使用経験報告は殆ど目にしたことがありません。小さめのティップで、展開部で大きく広がるボアを採用。心地よい抵抗感を持ち、低音域のピアニシモの発音も無理なく得られます。また、よくブレンドされた丸みのある音質を備え、室内楽やアンサンブルにも好適です。
私がこのボーカルを購入した主な目的は以下のとおり。
1. ブラ3やブラームスのVnコンチェルトなどの「おいしい2nd」を吹く上で、低めのピッチで、音程良く、かつ1st奏者の音色に柔軟に対応するため。
2. 今、手がけているブランデンブルグ協奏曲第2番の通奏低音のように、スタッカート系でブレスが殆ど取れないような曲を楽に吹くため。
今回2番のローピッチのほうを購入した理由は、上記1の理由によります。私の楽器はKBWさんで調整していただいたのでかなり良くなりましたが、傾向として最低音のDが高めです。とりあえずは、ブランデンブルグ協奏曲で使ってみます(リコーダーとピッチを合わせるのは結構大変(Aが441Hzくらいでした)で、曲の最初と最後でかなりピッチが変わっています)が、その他の使い道も考えてみたいと思っています。